自閉症スペクトラムの女の子 ジュリア
セサミストリート」は、アメリカのNPO法人「セサミワークショップ」が制作する教育テレビ番組だそうです。
はじまりは1969年。「子どもは社会全体の宝」、「子どもたちの可能性がすべてに優先する」という理念のもと、子育て支援や教育に関する意識改革をするために作られたそうです。
登場キャラクターは、ご存知真っ赤でかわいい人気者エルモ!!
でかい黄色い鳥ビッグバード!!
もう少し落ちついて食べてくれクッキーモンスター
個性豊かなキャラクターたちと、実際の人間のキャラクターたち。
ニューヨークのダウンタウンにあるストリートによく似た「セサミストリート」を舞台にし色んな物語を繰り広げていく番組です。
内容は、子どもたちが多彩な分野で「かしこく、たくましく、やさしく」成長することを支援するもの。
これまでに、なんと189個ものエミー賞を受賞しています!!
日本では1971年に放映がスタート!
「セサミストリート」は、日本では1971年にNHKで放映が始まりました。
30年以上、アメリカのオリジナル版を放映。
現在、テレビ放映は行なわれていませんが、youtubeで色々なエピソードが見れるはずです。
日本では「セサミストリート」というと、英語を学ぶ教育番組だと思いがちですが、「セサミストリート」がもっとも伝えたいテーマは、「多様性とインクルージョン」らしいです。
それぞれ異なる個性や文化、才能を持つ人たちが、お互いを認め合いって生きることのすばらしさや、その重要性を伝えています。
セサミストリートには、放映の開始からこれまで50年間に色んなキャラクターたちが登場しています。
どのキャラクターも個性豊かで、皆、夢を描いて明るく生きていますが、中には、その国ならではのキャラクターも登場しています。
中でも、印象的なキャラクター( カミ)は、マラリア、HIVの蔓延率の高いナイジェリアでHIV感染者の5歳の女の子キャラクターとして登場し、HIVに関する間違った認識を変革しようとしています。
「セサミストリート」の根幹にあるテーマは、みんな違ってみんないいです!!
そして、次に自閉症の特性があるキャラクター「ジュリア」が誕生します。
「ジュリア」が生まれた背景には、自閉症スペクトラムや発達障害の特性がある子どもたちに対する社会の理解を深めたいという思いがありったそうです。
アメリカでは68人に1人の割合で自閉症スペクトラムと診断されているのですが、社会の自閉症に関する理解が浅く、自閉症のある子どもたちは日常生活においてさまざまな困難を体験しているそうだからです。これはアメリカだけでなく日本にも言えることですね。
ジュリアの登場でセサミストリートが願うのは、自閉症やその他の障害や病気の有無に関わらず、すべての子どもたちがその家族や友人、コミュニティーとのつながりを持ち、十分なサポートを受ながら、前向きに幸せに生きていく社会を願っています。
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